下荒井兄弟のスプリング・ハズ・カム
2009年12月22日更新
『下荒井兄弟のスプリング・ハズ・カム』
大泉洋脚本のチームナックス第13回本公演作品。
今年2月に見た舞台がようやくDVD化されました。
大泉さんのチームナックスのメンバーに対する思いが強く感じられるストーリーで、本当に楽しめました。
物語は後半一部冗長に感じられる箇所はあるものの、全体にテンポも良くて本当に面白いチームナックスならではの舞台です。
開幕早々裸の安田さんの後ろ姿を見て、製作中のフィギュアの出来に自信を持った舞台でもあります。
さて、そんな舞台のDVDならではの付録である特典映像が、最大のオマケ。
「そう言えば、この時CDJ2008のフィギュアの4体(『KILLER-Z』Ver.2、『チョビ髭MORY』、『KEN』、『TAKUMA』)を送ったっけ、あの時はきつかったなぁ。」と女房に話すと、「『部屋クリーン』も送ったじゃない!」と言われました。
そうだった、あれもこの公演の最中に送ったのでした。
いやに鮮明に覚えているなぁと思っていたのですが…。
特典映像終盤、桜のシーンから大泉、シゲの両人が『見上げてごらん春の空を』を歌って、その中で、公演中に起こったいろいろな出来事の映像が流れました。
公演後の打ち上げのシーンや、楽屋で盛り上がる出演者・スタッフたち、出演前にコンセントレーションを高めている出演者の姿などなど。
突然女房が「この後! 衝撃映像があるよ。」と言いました。
何だろうと思っていると…
「!」
『部屋クリーン』の『片付けさん』と『散らかしさん』のフィギュアをいとおしく見つめるシゲちゃんの映像が…。
わずか3秒ほどでしたが、紛れもなく、あれは僕の作ったフィギュアでした。
口をポカンと開けたまま、僕は思わず、TV画面と女房の顔を交互に見つめました。
「え!」
「えぇ!!」
「えぇぇぇ!!!」
「んな!アホな!!」
うれしかった・・・・
びっくりしたけど・・・・・
思えばおかしな話です。
『N43°』のキャラクターである『部屋クリーン』は『下荒井兄弟のスプリング・ハズ・カム』には直接関係ないのに…。
でも、
でも、心底うれしかった。
フォトダイでは紹介されたけど、まさか動く映像が見られるなんて・・・・。
おそらくはシゲちゃんたちが喜んでくれたからこそ、映像をはさんでもらえたのだと思いますが、撮影をしてくださったメイキングカメラマン氏、編集してくださったDVD編集者の心遣いに感謝です。
大感激してしまいました。
「こりゃ永久保存版だ!」(DVDだから大切にしまっとけばそのままで保存版なのに・・・・・・)
あまりのうれしさに、女房にわけの判らん事を言っていました。
またまた彼らに元気をいただきました。
女房いわく「いつも、シゲちゃんのリターン大きいよね。」
これだからこそ、彼らを応援したくなるのでしょうね。